ひんやり頬が冷たいですね・・・

さて「森の恋」制作にあたっての覚え書き・・とでも言いましょうか
初回打ち合わせの次は、洋楽の作曲家、演奏家の方々との打ち合わせです。

今回は全て生演奏、しかも日本古来の浄瑠璃である清元節と
チェロ、クラリネット、テノールとの融合ということ、
これが踊りの伴奏に。
この試みは一番神経を使うところでありました。
テープですとどんなにでも編集できますが、手法の違う楽器ですので
簡単につなぐわけにはまいりません。
情緒を保ちながら切り替わってゆく為にはお笛と鼓が物凄い威力を発揮してくれました。

作曲の壺井先生と作調の福原徹先生、百之助先生のセンスの素晴らしいこと!

で、この全てが一つになったのは公演4日前。
そこに至るまでに、まず先の打ち合わせがあるわけです。

稽古場「ながせ」に、壺井先生、クラリネットの高橋先生、テノールの本郷先生、
チェロの海老澤先生。
水谷先生、堀越先生、メイクディレクトの青木先生、衣装の宮崎さん。

そこでいきなり演奏と朗読をして頂きました。
とても素敵でした。

皆様の、そして私の頭の中に少しずつ「絵」が描けてくるのです。
終了後は親睦会。
久しぶりに陽が昇るまで飲みました。
「いいものになる!!」と武者震いした私でした。