昔は日本で一番、パリのシャンゼリゼ通りに似ていると言われた
表参道にセントラルアパートと呼ばれたマンションがあったこと
記憶していらっしゃる方も多いと思います。
ず?と昔、子供の頃毎週通っていたことを思い出しました。
唐突ではないのです。
と言いますのは、先日当時「NET」=今のテレビ朝日で教育番組を
作っていらした、宮川先生より合唱の演奏会のご案内を頂きました。
「三年生の理科」というナマ番組で、私も毎週収録に通っていました。
そのリハーサルが、セントラルアパートであったと記憶しています。
今の原宿とは大違いで、駅のホームも夜になると人影もまばらで
なんとも淋しい所でした。ですから必ず母が迎えにきてくれました。
お仕事もとても楽しかったのですが、子供心に嬉しかったのは、
(今のロケ弁と違い)出来たての洋食をお食事に出して下さったことです。
他愛ないですね・・・・
宮川先生には、本当に多くのことを教えて頂き、進路のことでも
相談にのって頂きました。そして現在まで、私の舞台を見守って下さり、
必ず慈愛にあふれる感想を直筆のお手紙で下さるのです。
特にパリ公演の時には、パリ在住の入江氏をご紹介頂き、大変お世話になりました。
先生はご自身で曰く「近頃は音楽のために時間を使うことが多く」なられたようで、
5月21日に東京オペラシティのリサイタルホールで
「合唱団コーロ・オルラッチ」第28回定期演奏会に出演されます。
楽しみです!