誰しも上昇志向はあるもので、その根幹は「夢」だと思います。
夢の在り方は勿論様々で、絵に描いたようなものから現実味を帯びたものまで、
それこそ見る人の数だけ、いえその何倍ものものが存在するでしょう。

私も人並みに「上昇志向」はあるものの、自分が抱え込んでいる「夢」は、
=言葉では表せないもの= 
つまり大切な想いは口をついてでないものなのですかしら・・・
でも昇る面白さは必要なことなのかも知れません、ただし昇り方を間違わなければ。

子供の頃から在る公園の、桜が舞い散る中に佇むとフッと時間が遡ります。
私小学生の頃、しょっちゅうこの公園で木登りしてたっけ・・・
学校から帰るとまず遊びましたものね。
母の手作りの洋服を着て、大勢でおっかけっこ。
追い詰められて捕まるのはシャクだから木に登って逃げるのです。
それは木からトイレの屋根に飛び降りたはいいものの、
前開きのジャンバースカートのホックがボボボボッと開いてしまい
男子に囃し立てられ、ものすごく恥ずかしい思いをするまで続きました。
まるで猿の子ですよね。

今、公園にいるのはせいぜい保育園児たち。寂しいですね。

ずいぶん生きてきた今、さて何に、どこに「のぼって」行こうかと・・・
間違わずに、夢先案内人に従って。