今日は明治座11月公演「細雪」の舞台稽古の初日。

これは各景を小返ししながら本番通りの舞台(装置も道具も
勿論役者の着かぶり=かつら、衣裳も)を設えてのお稽古です。
幾度となく再演の繰り返される「細雪」という作品の魅力は何なのでしょう。

谷崎潤一郎原作の素晴らしさもさることながら、潤色=堀越真、演出=水谷幹夫(敬称略)
まさに東宝の大ヒット作。その作品が明治座に初登場。
舞台と客席の近い一体感の味わえる劇場での公演は今までとまた、一味ちがう世界が期待されます。
とても「ホット」なのです。

現代劇の古典になるくらい「のんどり」とした時間が流れます。
私が関わっている?の?・・・・とは俗に言う「?幕?場」ですが、
南野陽子さんが地唄の「雪」を舞います。舞踊会とは違い芝居の中でのシーン。
あらゆる舞台制限の中での演技。
ナンノちゃんは女性らしい心で頑張ってくれています。

お時間ございましたら是非ご観覧くださいませね。
明日は通し舞台稽古。

明治座公演「細雪」初日は10月27日(木)午後1時 開演です。