「瑞扇会」より

2005年10月27日(木曜日)

「細雪」初日

カテゴリー: - 瑞扇 @ 22時58分09秒

恙無く初日が開きました。緊張感のある良いスタートと思われます。
やはり良い作品は長く続いてゆくものなのですね。
役者さんが入れ代わってまた新たなものになってゆくのですが、
作品の持つ本質は変わらず、何気ない日常があれほどドラマチックに表現されると、
知らず知らずのうちに大阪上本町と芦屋の蒔岡家の玄関を開けて上がり込んでしまいます。

舞台は本当に良いですね。そう言えば子供の頃から作り物の家や創られた明かりなど大好きでした。
撮影所に建てられたオープンセットなど、使われていない時よく出たり入ったりして遊びました。

今いる世界の他で飛びまわる面白さ、これが私の=物創り=の原点かも知れません。
「細雪」には素敵な台詞が沢山ありますが、三幕で長女の鶴子の言う
「夢はこのお手玉くらいの大きさが丁度ええ。
 掌にすっぽり収まって、邪魔になれば懐にしまえて・・
 時々取り出して遊べればそれでええのやわ・・・・・。」

また最後の場面で次女の幸子が
「平安神宮に着く頃にはもう誰も口を利かへん・・・・
 黙って疲れた足を急がせて、胸をときめかせながら門をくぐるのやわ。」
 潤色の堀越真さんは私も大好きなもので、いつもぐっ!ときてしまいます。

我等がナンノちゃんも美しい芸妓姿で、「雪」舞っています。
芸の神様、一ヶ月どうぞお守りくださいませ!


2005年10月25日(火曜日)

「細雪」舞台稽古

カテゴリー: - 瑞扇 @ 22時05分37秒

今日は明治座11月公演「細雪」の舞台稽古の初日。

これは各景を小返ししながら本番通りの舞台(装置も道具も
勿論役者の着かぶり=かつら、衣裳も)を設えてのお稽古です。
幾度となく再演の繰り返される「細雪」という作品の魅力は何なのでしょう。

谷崎潤一郎原作の素晴らしさもさることながら、潤色=堀越真、演出=水谷幹夫(敬称略)
まさに東宝の大ヒット作。その作品が明治座に初登場。
舞台と客席の近い一体感の味わえる劇場での公演は今までとまた、一味ちがう世界が期待されます。
とても「ホット」なのです。

現代劇の古典になるくらい「のんどり」とした時間が流れます。
私が関わっている?の?・・・・とは俗に言う「?幕?場」ですが、
南野陽子さんが地唄の「雪」を舞います。舞踊会とは違い芝居の中でのシーン。
あらゆる舞台制限の中での演技。
ナンノちゃんは女性らしい心で頑張ってくれています。

お時間ございましたら是非ご観覧くださいませね。
明日は通し舞台稽古。

明治座公演「細雪」初日は10月27日(木)午後1時 開演です。


2005年10月15日(土曜日)

ウィリー・ウォンカ

カテゴリー: - 瑞扇 @ 20時30分26秒

ウィリー・ウォンカ。
ご存知ジョニデの新作の役名・・・・って興味ない方にとっては何の意味も持たない名称。
でも全てそうですね・・・
どんなに力を入れて心を砕いてお金をかけても、興味ない世界は無です。
しかし、愛好者にとっては逆になんであろうと見たいもの。

私の偏愛写真館に納めたい一人は、やはりジョニー・デップ。
「チャーリーとチョコレート工場」夢ゆめしい物語でした。
大好きな監督ティム・バートン。ちょっとシザーハンズを彷彿とさせるところもあって
ひととき浮遊できる時間を持てました。細かいところに気を配る演出。

例えば、オーガスタ・グループというおでぶちゃんの少年が、まあ言ってみれば
ウィリーに選ばれないわけですが、ほんのワンショット、チョコレートを大好きにも
かかわらず、踏みつけたりするのですね。その後主役のチャーリーも同じような設定のシーンで
チョコを手放さなくてはならない時、丁寧に置くのですよ。
それが後で大きな違いに発展する。これは映像だからできること。

舞台だったら、やっても目立たないことでしょう。ディーテールにこだわるところ、
この監督ならではで大好きです。でもなんと言ってもジョニデのい魅力!
まじめに遊んで・・・・たまらない。

役作りの楽しさ、満載ですね。この切ない時代、夢物語を肯定するか否定するか・・・
切ない分だけ私は大肯定です。頑張ればなんとかなるよ。
今に良いことあるさって物作りの基本。
夢を与えたいと切に願っている私なのに、くじけそうになりながら映画から力もらいました。
よ?し、負けないぞ!
っと力瘤だすのではなく心がリラックスした分、だら?としてしまいましたこと・・・
お許しを(~_~メ)


2005年10月12日(水曜日)

エクスタシーにひたる間もなく・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時33分04秒

皆様にご支援頂きました「花柳春の会」もお陰様で恙無く終了することができました。
本当にありがとうございました。

DVDを見てみますと、もっとここはこうすれば良かった・・・ということばかりで
今更ながら芸の奥行きの深さ、たっぱの限りのなさを思い知っております。
ですが、その時においては自分なりに最高に表現していたと自負しておりますので
未熟なところはどうぞご勘弁くださいませ。
ただ緊張型の私としてはとてもリラックスして努めることができました。

これはやはり松井誠丈のお蔭です。
ほとんど濡れ場の芝居ですが、やあ?ラブシーンはシンドイものです。
本当はへなへなとなりたい場面でも生にならぬよう腰から背骨首まで、息ができぬ程
伸ばしていなければ・・・心はしっとり、肉体はストイックに。
と、演者としての摩訶不思議なエクスタシーに浸ったのも束の間、早々に
12月の松井誠丈の公演の打ち合わせ、そして今日からはいよいよ11月の「細雪」の
お稽古に入りました。

昨日はワンダービートでDr山田の施術を受け、顔中筋だらけになって帰ってきました。
ずっと「伏せ」をしていたからか、むくみのおまけつき。でも肩がすーっとしました。

さっ、スイッチを切り替えて次なる夢舞台に向かってヨーイ、スタート!



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