「瑞扇会」より

2008年8月17日(日曜日)

興奮!! 

カテゴリー: - 瑞扇 @ 10時09分53秒

オリンピックをリアルタイムで見られないもどかしさ・・・!

昨日の柔道はやっとめぐり合った貴重な時間。
塚田真希選手の試合。燃えた!!
あの生真面な取り組み方は涙が出ちゃう。
一度も帯を直さず、じっと相手を見つめて自分の試合を行う。
素晴らしいです。勝ってこその試合ですが、勝ちゃいいってもんじゃありません。
と、私は悔しくて!でもそれが「世界」?

皆、自分の世界の確立に力を注いでいます。
そこに至る努力はそれぞれ大変なことと思います。
どれが優秀かなんて基準のない世界と違い、スポーツは大変。
結果だけですもの。惜しみない拍手と賞賛をおくります!

異なるジャンルで頑張っている方。
今年になって門下になられた「岡田マリ」さん。
議員デビュー一年の若き政治家。
「岡田マリ的★渋谷区ガイド」はとても親切な小冊子です。
特に子育てに関することは、多くのサービスがあるのですね。(渋谷区に限らないそうです)

目下私の「子育て」は家にみえるお子さん達。
でも師匠がこれですから・・・ね。
しかし、だからこそ素晴らしい「人」に「なる」べくお稽古に励んでくださるでしょう。

日々教えて頂くばかりの瑞扇でした。


2008年8月11日(月曜日)

ポーニョ、ポニョポニョ

カテゴリー: - 瑞扇 @ 12時47分00秒

今月からお教室の中に、3歳未満のお子さん対象のクラスが出来ました。
やはりお稽古は3歳からが適切とは思うのですが、見学にいらしたご家族が希望されましたので、
開始いたしました。

クラスの名称は「Mimima Club」

お父さんやお母さんと一緒に楽しく身体が動かせて、お行儀良くご挨拶が出来て、
なんとも可愛らしい授業でした。
MOMOKAちゃんは発熱でお休みでしたが、KOUSUKEくんは元気いっぱい!
緑色のお扇子が大好きで、砂子のちりばめられた物を持って、
「雪だよ!きれい!」
なんて感性豊かな坊やでしょう。

先輩のHIMARIちゃん、REOくん、YUUTAくんは三味線音楽でお稽古して
いるのですが、
「Mimima Club」では、生徒さんのお気に入りの曲でお稽古します。
そこで♪ポーニョポニョポニョ〜♪と踊るわけです。
温かいエネルギー貰って、私も元気一杯!


2008年8月2日(土曜日)

恵比寿盆踊り大会はっ!!!

カテゴリー: - 瑞扇 @ 09時25分57秒

「恵比寿盆踊り大会」の初日無事終えました。
いや〜物凄い盛り上がり!

どんな曲がかかっても、皆さん輪の中に入ってくださいます。
それぞれの心の中に何か”揺さぶられる”ものが存在するのですね。
それが「東京音頭」だったり「相馬盆歌」だったり・・・でもね・・って。
自画自賛じゃないけれど。
「YES、YES、EBISU!」のノリノリは筆舌に尽くしがたいです!!
それこそ未就学児童から、妙齢の女性、青年、などなど・・・
皆様素晴らしかったです。
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私を日頃からサポートしてくださっている役者でショーの振付、演出を手がける渡辺隆さんが
仲間を連れて参加してくださり、レクチャーも評判になりました。
「美しおとこ4人衆」とでももうしましょうか・・・
吉川哲さん、春田優雅さん、板垣辰治さん。
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櫓の四隅でリードしてくださるのですが藤恵さん始め、16町会の素敵な女性が舞台上で踊る姿は
今や恵比寿の夏風物。
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自分の生み出した作品がこれ程多くの皆様に愛されて、幸せ一杯の瑞扇でした。
感謝です!!

さあ、2日もどうぞ盛り上がってくださいませ!
そして私をみかけることがございましたら、お声かけてくださいませね!!


2008年7月7日(月曜日)

笹の葉さ〜らさら♪♪

カテゴリー: - 瑞扇 @ 13時13分15秒

今日は「七夕」。
雨ですね・・・なにか悲しいものを感じるのは何故でしょうか?
”織姫と彦星”に限らず、逢いたい人やものと行き違ってしまうのは辛いことです。
だからこそ優しい瞬間に出会うと、妙に感動してしまう・・・
楽しいと思える時間はきっと努力なしでは得られないのかも知れません。

さて6日に「恵比寿盆踊り大会」に向けての公開講習会が開かれました。
皆さん近くにお住まいの方ですが、「まぁ1年ぶり!」とご挨拶を交わしたりしてお稽古の始まり。
長年踊り続けられてきたものは、勿論皆さんお上手です。
そして今年で3回目のお披露目になるオリジナル「恵比寿音頭」「YES、YES、EBISU!」
になりますと、大変見事な”踊りっぷり”振付者である私よりよく覚えているくらいです。
そして今回新参加の方も早いマスター。あと3回で完璧でしょう。
こんな訳で1回の参加でも充分覚えられますし、私もちょっとした”秘訣”をお伝えいたします。
例えば手の使い方一つでも「さらさら・・・・」と。

音楽に乗って身体を動かすだけで楽しくなりますし、
色々な方と「ここがおぼえにくいわねぇ〜」
なんて振付に文句言って頂くのもストレス発散になりますわよ(笑)


2008年6月23日(月曜日)

2センチ

カテゴリー: - 瑞扇 @ 17時41分38秒

先日、遅まきながら新稽古場の「舞台開き」を行いました。
門弟の方々に加え、お祝いに駆けつけて下さった方と楽しい時間を過ごさせて頂きました。
皆さんほんの少しですが、お稽古中のものを披露いたしました。
いつも踊っている場所なのに目の前で観て下さる方がいらっしゃると、緊張するのですかしら?

新入生のYUUTA君、REO君、お揃いの浴衣で可愛らしかったですよ・・・
乾杯の後はどなたもリラックスして、会話がそこここで弾んでいました!

私のお稽古の仕方の話になったら、「肩甲骨をぐっと開かれて、拷問だ」
なんていう人は誰ですかねぇ。(笑)
そういえばある商業舞台の振付の時のことです。
私が「もっと貝殻骨開いてください」と言いましたら、
「貝殻骨ってどこの骨です?」
そう「肩甲骨」なのですよね。
苦しくても舞踊は容(かたち)の美。
それだけで2センチは首が長くなりますもの。皆さん綺麗で嬉しかったです。

さて恒例の「恵比寿盆踊り大会」今年は8月1日、2日です。
先日の「恵比寿パフォーミングアーツ」では一昨年私が振付させて頂いた
”恵比寿音頭”と”YES、YES、EBISU!”のお浚いをしました。
会員のみなさん、サンバは凄い運動量とみえて大汗でした。
ウエスト2センチは絞りましたね!!
なんでも盆踊りで踊った後のビールがたまらなく美味しいのですって!
お時間のある方、どうぞ講習会にもご参加くださいませ。
当日共々お待ちいたしております。
 


2008年5月30日(金曜日)

細雪

カテゴリー: - 瑞扇 @ 22時36分36秒

6月5日初日の帝国劇場「細雪」の振り付けをしています。
四姉妹総入替えで迎えるお稽古場は大変な熱気。
四女「こいさん」役の中越典子さんはステキな感性をお持ちの方。
劇中での舞「雪」、ほんの一部ですがふう〜と世界が変わります。
皆さんホント素敵! 
是非、帝劇へいらして下さいませ。 


2008年5月26日(月曜日)

新入生

カテゴリー: - 瑞扇 @ 16時12分56秒

ホームページをご覧になった可愛らしい新入生が通って来られます。
6歳のYUUTA君。ご両親と見学に来られての入門です。

何のお稽古も同じと思いますが、まずはお互いの相性。”息”が合わなくてはなりませんでしょう・・・
そこで体験授業の後に「どう?お稽古できる?」と尋ねると「はい」、そばで「うん」と答えそうになったところをお母さまが注意して・・・
そこに、年は下でも先輩のREO君登場。坊ちゃん二人が両手をついてご挨拶する姿は、なかなか良いものですね・・・

自分の幼かった頃の気持ちを思い出そうとしても無理なのですが、”踊ること”が好きだったという遠い記憶を引っ張り出すことは出来ます。

子共の頃に、なんでも良いのです「好きなこと」に出会えますように・・・


2008年5月22日(木曜日)

蛇坂

カテゴリー: - 瑞扇 @ 20時09分32秒

いぁ〜すっかり書くことから遠ざかり、キーボードを打つ手が震えてしまいました!
今年は「引っ越し」という生まれて初めての体験にすっかり振り回され、何もかもが=勝手が違う=という感じです。
パソコンにしても置く位置が違っただけで、別物に触れているような感覚。
人間、環境が変わるということが、これ程大変とは思いもしませんでした。
三田という所は祖父母の代から馴染んだ土地でして、昭和初期の家をお稽古場にするべく恵比寿の舞台を移築して、リニューアルとでも申しましょうか、新たな空間を創って頂きました。
「ながせ」というのも本名なのですよ。
ここを古典芸能の発信地にしたいと夢を抱いております。

古く坂の多い土地で、家から白金高輪に向かって少し行った所には「幽霊坂」というのがあります。
両側お寺で、そういえば・・・・なんて、私は何も「見えない」人です(笑)。
そして家は「蛇坂」を入ってすぐの所にあります。その坂を登りきって左に曲がると=普連土=という女子学校があるのですが、美しい庭を擁する、いかにも女性の学び舎という風情。
今朝その傍を歩いていましたら、地面が動いているのです。
ん?と瞬きして、よくよく見れば、薄緑の物がニョロニョロと・・・ぅわっ!
その場に立ち竦んでしまいました。
「とにかく行っちゃって・・・」と願うと、私に気付く様子もなく悠然と横断して行きました。
だから・・ほらやっぱり蛇坂だ・・・・怖いのになにか懐かしい瞬間でした。
是非お遊びにいらしてくださいね!!


2008年1月22日(火曜日)

再び蟹の少年!

カテゴリー: - 瑞扇 @ 17時18分41秒

あの蟹の少年のこと覚えていらっしゃいますでしょうか?
そして「ピンポーン!事件」を。

久々にインターフォーンが鳴り、またもや母が「はーい」・・・
「あら?誰かしら」。
急いで私が玄関から身を乗り出すと、勿論誰の姿もなし。
そこでいったん隠れてもう一度覗くと、小さな姿が一人、二人・・・
そしてまたサッと隠れる。
「まて〜っ!」「おいで〜」と叫ぶと、まあまあ、3人の少年と一人の少女。

少しずつ少しずつ近寄ってきます。「お菓子食べる?」と言うと、フェンスの中に
入ってくるではありませんか。
皆小学校2年生だそうです。その可愛いことといったら!
口々に話始めるのです。
その中のおとなしい少年が、小さな声で「蟹もらった」と言うのです。
「やっぱり君か。ネ、いつもピンポンしてる?」と尋ねると、
紅一点のしっかりした感じの少女が「ううん、この子はやらないの」
どうやらあとの3人が悪戯っ子のようです。
さらに可愛いのはそのもの静かな坊や、「トイレかしてください・・・」
なんだ早く言えばいいのに。

母を含め沢山お話した末、「ところであの蟹どうした?」
「死にそうになったから帰してきた」と。
きっと川に放してくれたのでしょうね。何と優しい少年ではありませんか!
とても嬉しくなって、愛しくなって、こういう子共がいる限り地球は守っていけるかも知れない。
と涙が出そうになりました。

彼らはみな私の小学校の後輩。豊かなひと時を本当にありがとう。
今日は佳き日でした!!


2008年1月14日(月曜日)

踊り初め

カテゴリー: - 瑞扇 @ 20時32分04秒

昔から「13」という数字は、私にとって意味のあるものでした。
私は13日生まれ、なにか縁起の良いことが起こります。

さて1月13日に「瑞扇会 踊り初め」を行いました。
今回は奈々江さん宅での開催です。とても素敵な空間。

皆様=晴着=をお召しなっての華やかな会でした。
最年少のREO君、ちょっとお姉さんになったHIMAちゃん。
皆さん品良く踊り初めて、目出度く新年のひと日を過ごしました。
その後は藤恵さん、瑞乃さんが中心になって「新年会」を設けて下さいました。
そこには奈々江ちゃんのご主人、セニョールMさんも参加。美しいご夫妻は新婚さん。
男性も女性も皆綺麗な着物姿、その会場に「華」が咲きました。

これからは世界の皆様、日本にいらして頂き、古典芸能の数々をご覧下さいませね。
あらためて日本は大きな文化を所有する国と自慢したい新年でした。


2008年1月3日(木曜日)

新年を迎え

カテゴリー: - 瑞扇 @ 20時35分56秒

新年を迎え、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
私は年末年始を福岡は博多で過ごしました。

博多座「細雪」の振付です。
とても華やかな素晴らしい作品です。何度も関わらせていただいておりますが、その都度色々なことを感じることのできる、本当に良いお芝居です。
潤色の堀越真さんの書かれた台詞が、役者さんから発せられると艶があり情緒があり、なんとも美しいのです。
大空眞弓さん、山本陽子さん、紺野美沙子さん、南野陽子さんでの四姉妹。
南野さん演じる四女「妙子=こいさん」は「雪」を舞うのですが、何度もお稽古に通われ立派でした。
機会がおありでしたら是非ご覧下さいませ。

さて東京以外では、いつもは劇場とホテルで終ってしまうのですが、今回は一週間滞在したので、お出かけできました。役者の渡辺隆さんが、
「先生、100円バス乗ったことないでしょう。これで行きましょうよ」
とまずは天神へ。大晦日の街はごったがえしていましたが、ナニカ美味しいものを、と一軒のお店に。
”ふく”も”ごま鯖”も新鮮で美味しかった!
昼間なのにちょっと飲んでしまいました。
また100円バスに乗って、キャナルシィティーに。面白い空間でした。
ホテルあり、劇団四季の劇場あり、イベント広場あり。
博多限定のお土産もの屋さんにも行って、明太マヨネーズなんか買ったりして。
ホテルのラウンジでナベちゃんと芝居や踊りについていっぱいお話して。
そこからは徒歩でホテルまで戻りました。楽しいお出かけでした。

お元日は演出の水谷先生、メイクアップアーティストの青木さん、わざわざ博多まで来てくれた門弟の健太郎さん達と「大宰府」さんに初詣。
まるで「細雪」公演に合わせてくれたように柔らかで美しい雪。
参道には大勢の善男善女。ぬれせんべい(焼き鳥のように串にささって一個売りしている)をかじりながら歩くのもまた一興。朱塗りの太鼓橋を渡り、いよいよお参り。

その破風の厳かなこと!そこに雪がうっすら積もり、この季節ならではの景色に感激でした。
ただ梅が咲いていないのが残念なこと。またその季節にどうぞ。ということでしょうか・・・
青木さんお勧めの「梅が枝もち」を食べてみると、甘味にあまり興味のない私も思わず頬のおちる優しいお味。
こんなことってめったにない体験ばかりでした。場所も人もご縁あればこそですね。

夜は勿論美味しいお酒と楽しいお話。今は博多在住の「瑞都」さんとも会うことができ充実した旅でした。
これも舞台の成功あればこそ。
ご出演の皆さま、スタッフの皆さま、どうぞお体に気をつけられて、千秋楽までお勤めください。


2007年12月13日(木曜日)

見えないところのタノシミ

カテゴリー: - 瑞扇 @ 20時33分27秒

恵比寿の「ニャーゴ」さんに久しぶりに行きました。
ここのオーナーは日本舞踊を極めた方。ですから自然お話が長くなりまして・・・

普段着物で過ごすことが多い私ですが、なにが気分転換って、洋服の楽しさ。勿論目に見える「アウター」もですが、「アンダーウエアー」の楽しさったら!!

ここはデザインと機能を兼ね備えた下着に出会えるショップです。
出会った頃は「メイドゥンファン」というアメリカの物。それから色々な物を紹介して頂き、今日新しいイタリアの物と目が合ってしまいました。もうたまらなく可愛いプリント、付けているだけでウキウキしちゃうような一品です。
でも私、愛着のある品物はいつまでも身に付けていたいのでちょっとワイヤーが出たりした物を持ち込んだりして。

自分で補修できない悲しさ。オーナーは気持ち良く直しをお引き受けくださいました。
今はその時々の良品を必ずしも、再作成できない時代なのだそうなのに・・・

そういえば、広尾「ガルソネモンマル」のらんこさんも、たった一つのボタン付けから直して下さいます。
まぁ〜驚く程物持ちの良い瑞扇さん。でもお願いの品物持参しながら、新しい作品と出会ってしまうのですね!
今の時期らんこさんの所も冬商品いっぱい!私のお勧めの2ショップ。
是非一度いらしてみてくださいませ。  


2007年12月7日(金曜日)

映画「筆子その愛」

カテゴリー: - 瑞扇 @ 01時09分56秒

♪街は色付くけど〜待ってる人は来ない〜♪って、
南沙織さんが歌ってましたっけ・・・と言ったって、さてメロディーが浮かんでくる方は・・・?
誰にでもある青春の季節の「歌」はめくられたページに必ず貼り付けられているもの。

心がまだ柔軟だった頃、季節の移り変わりが「色」で識別できていましたっけ。
だから今、螺旋を描きながら落ちてくる枯葉に、ほんの一瞬でも心を止めることができると、妙にウルウルしちゃう。
「まだ大丈夫・・」って。
私の秋心を揺すってくれた、ひと日。

弟子の瑞君の舞台仲間の本間健太郎さんが新入門なさいました。
早々に彼の出演している映画のご招待を頂き、近いこともあり「目黒パーシモン」という所に拝見に伺いました。
「筆子その愛」=天使のピアノ=という作品です。
都立大学前の駅から歩いて8分位の所に位置する会場。なんと美しい「秋色」の道。
すっかり=楽しむぞモード=でもそんな浮かれ気分を一掃されてしまう程の内容濃い作品でした。

「障害児教育の母」と呼ばれた石井筆子の生涯。
その筆子に常盤貴子さん、伴侶に市川笑也さん(映画初出演とか)。
健太郎さんは小倉一郎さん親分の、ちょっと頼りなげな子分。(後に二人ともぶっかえっての美味しい役)
そして障害をもたれた多くのお子様。
大変なご苦労を描かれた作品ながら後味は良く、とても爽やか!これは創られた「山田火砂子」監督の瑞々しい感性の賜物でしょうか?太平洋戦争を挟み、冷静に世の中を見つめながらも、とにかく優しいのですよ。

ちょっと前に、近所の恵比寿ガーデンシネマで「パンズ ラビリンス」を見た時。
宣伝の=妖精=が出てくるシーンより、まずもって全く優しさの感じられない残虐シーンの数々(いかに戦時下といえども)に目を覆う始末。優しくないし救われない。

映画だろうと舞台だろうと、救われない作品は私の中ではシンドイのです。
と勝手なこと言いますが、私が私の想いだけで創っている作品を、いつも変わらぬ温かさで応援して下さる方に、今更ですが感謝感謝でございます。


2007年11月28日(水曜日)

知らぬが仏

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時46分23秒

私をケアーしてくださっている裕子先生にリフレクソロジーしていただいて来ました。
実は昨夜中久しぶりに「金縛り」にあいました。
その瞬間なにか霊的なこと考えがちですが、よくよく思えば過労。
当然肉体も精神もちょっと疲れちゃってる・・・・・というところでしょうか。
ここを無理するととんでもない症状があらわれますので皆様人事ではありません。
プチリラクゼーションをお勧めします。

で、あれ程ご注意頂いていたのに、私の左足「捻挫」していたそうです。
と申しますのも、しばらく前のことです。
父のことであるドクターと言い合いをしてしまい、その場は頭を下げて帰ってきたものの、
なにか納得いかないままの帰宅途中、ガクッと左足をひっくり返してしまいました。
痛かったものの抛っておいたら治ってしまったので、すっかり忘れていました。
ところが今日施術して頂いている時、裕子先生に(下世話な物言いですが)バレてしまいました。
いえ、ずっと足を気を付けるようにおっしゃっていただいていましたのに、黙っていました。
「怒りますよう〜って怒らないけど・・だめですよ〜」当然テーピング。
しかし平気で踊っていたところがコワイ。
知らぬが仏。とは正にこういうことを言うのでしょう。
なにかひと仕事終えた時は、自分を労わることを忘れがちです。
「危ない時」こそ主治医の先生の存在に感謝多謝なのです。


2007年11月27日(火曜日)

お入学事情

カテゴリー: - 瑞扇 @ 23時05分02秒

またまたお花の「蘭」のお話ですが、
2年目と3年目のものが、可愛い蕾をつけているのを発見しました。
日に日に膨らむ若緑の花芽は、それはもう愛しく毎日「いい子いい子」しています。
放任主義の親が、できの良い子を自慢するようなものですね。

さて、自慢といえば大切にお稽古をつけている未就学児童のお嬢ちゃんと坊ちゃんが、
2年続けて第一志望の幼稚園にお入学を果たされました。

古典芸能である日本舞踊を学習しているということが、少なからず好影響を与えたとは、気遣い深いご両親の弁。
まずはご本人とお家の素晴らしさなのですが、私としてもとても嬉しいことです。

小さいお子が、着物に着替えて舞台の下手から上がり、お扇子を前において、
「お願いします」
「ありがとうございました」
とご挨拶してまた下手から降りる。

そして次に待っている人に、
「お先に失礼しました」
とお膝を付いてのご挨拶。なんとも微笑ましく見よいものです。

勿論3歳児ですからお舞台上では遊んでいるようなもの。
でもしっかり私の言うことはキャッチしているのです。

お稽古はまず「なぞる」こと、すなわち「真似」から入ります。
左右逆だったりしていても自然に同じことができるようになります。
可愛いのは私と対面して「芸」の神様にご挨拶ね・・・と
言って始める時にわざと「おやすみなさい」などという時。
すっかり遊ばれているのはこちらでして・・・

子供の吸収力は素晴らしいですね。
忘れていた色々なこと思い出させられるひと時です。
それもこれも芸あればこそ。
今日も感謝でした。


2007年11月16日(金曜日)

古典的悪戯

カテゴリー: - 瑞扇 @ 20時34分27秒

「瑞扇の会」を恙なく終了しましたが、まだまだあと始末ができておりません。
ご支援頂いた皆様には、心よりのお礼を申し上げたつもりでおりますが、きっと欠落している事が多々あることと存じます。行き届かないところどうぞお許しいただけますよう、この場をお借りしてお願い申し上げます。

さて、季節はめぐり街路樹は美しく金色に染まり始めました。
ここのところ色々な舞台を拝見の機会に恵まれ、それぞれに感動を覚えましたが、
感想をのべさせて頂くエネルギーがありません。
「瑞扇の会」=班女 ふたり=に注ぎこんだ想いが、まだ心からも身体からも抜けてゆかないのでしょう・・・

夕方になって初冬の日差しが柔らかく差し込む頃、ピンポーン!とインターホーンが鳴ります。
母がは〜いと言って玄関に行くと、誰もいません。
何日かそれが続き、母も不思議に思っていたところ、ある日小さな少年の後ろ姿を発見したそうです。
そしてまたある日、私がシャワーを浴びているとピンポーン!続いてタッタッタ!と小さな足音。
玄関では母の「は〜い」。
そこではたと思い当たりました。いつかの蟹の少年。
「ね、もし蟹持って行ってくれるのなら、ここピンポンしてね」と私は言いましたっけ。
それを覚えていて学校の帰りに押すのでしょうね。
母の見た後ろ姿の描写は、私が会った少年とそっくりでした。
可愛いですね!なんとも古典的悪戯でしょう?
いつか捕まえて、「ねえ、ここに成ってるブドウ狩りをして行かない?」と声をかけたい昨今の我が家です。


2007年10月21日(日曜日)

密やかにそっと何かが・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 09時49分27秒

私は今、全くゆとり(私の中で、ユトリ=遊びですが)のない日々をすごしています。
でも、これが妙にキヤキヤしているのです。
と申しますのは、26日のリサイタルに向かって最後の猛ダッシュ!なのです。
なのにもわぁ〜としています。これって「班女」という役の世界に入り込んでしまったということでしょうか?
ごめんなさい。
多分、今の私は主観的にしか物事が見えていないのだと思います。
しかしその内部から全体を眺めている「目」の中での特記事項はご出演頂く、 安奈淳さんの素敵に純粋で自然な「実子さん」。
私はすでに去年の「花子」ではなくなっています。舞台は生き物、ナマモノ。
苦しくも震えるくらい楽しいお稽古の日々です。
=世阿弥=清元版は、拵え、総とっかえになる程の勢いです。
一体全体、何が私の内部に入りこみ、ひそかにそっと・・・私を変えようとしているのでしょうか?
手に触れることのできない世界にアリスのように移動中の瑞扇です。


2007年9月16日(日曜日)

三軒茶屋中央劇場

カテゴリー: - 瑞扇 @ 11時39分31秒

=美の改革者 武智鉄二全集=と銘打ち、武智先生の映画が上演されました。
その中の一作「紅閨夢」(コウケイム)を拝見しました。
というのも花柳春先生が出演されているからです。
DVDとして貸し出し不可能な作品なので、どうしても映画館に足を運ぶ必要がありました。
一人でサッと出かけられる時間は限られているので、12:15の回でしたが、まあなんとその映画館のレトロな雰囲気・・・というか、よくぞ残ったという感じの・・・いわば昔のままの佇まいにグッときて、会場内のまばらな観客にワッときて、ちょっとドキドキものでした。

花柳春先生は20代でらしたとか・・・・美しい!!なんてものじゃありません。
土方巽さんなどと、創作「道成寺」を踊る舞踊家という設定。
そして武智夫人でもいらっしゃる川口秀子先生の美しい凄みと役の魅力!
谷崎夫人を髣髴とさせるものでした。

春先生の代表作=一中節=「松風」の初演のお稽古で、武智先生、川口先生がおっしゃっていらした珠玉のお言葉をふと思いだしました。

私自身も武智先生の「累」(カサネ)をさせて頂きました折、川口先生にお教え頂いたことが、大切な宝物として心と身体についております。

いつでも何かに挑戦!本物を知ってこそ活きるアバンギャルド精神。
もの創りをする人間にとって、なくてはならないものなのでしょう!

さあ先人の才能にエネルギーを頂いて勇気凛々で頑張らなくちゃ!! 


2007年9月12日(水曜日)

蟹の行方・・・?

カテゴリー: - 瑞扇 @ 19時56分34秒

何人かの方から、あの蟹はどうなったの?というお問い合わせを頂きました。
本当にどうなったのでしょうか?父にどこで取ってきたのと聞いたら、将棋を打ちに出かけた時、小学生の男の子が見学に来て、何匹かの沢蟹を持っていたそうです。
父のことですから「おっ!めずらしいねぇ?。それどうしたの?」と聞いたところ
「おじさん欲しいの?」と問われ、ジュースか何かと交換してもらったらしいです(笑)

その後、蟹をもらってくれた少年と出会うことがなく、情報が得られません。
ご報告できずごめんなさい。
でもきっと元気!と信じます、命って凄いですよね。

実は昨年のリサイタルの時に頂いた胡蝶蘭。
玄関先に置きっぱなしにしておいたのですが、何と!沢山蕾を付け、美しく咲いてくれたのです。
ふと他のお花にも目をやると、薔薇もむくげも花開いています。
太陽と風と・・・後何でしょう?なににせよ新しい命は大きな力を与えてくれますね。
見ているだけで身体の中からフツフツと何かが沸いてくる気がいたします。

本当に生きていくということだけだって大変ですけど、小さな花だってあの台風にもめげず咲いているのですもの、頑張らなくては!・・・
と言葉にするとこんなに簡単ですが、実際楽じゃないですね。
時間の制約を考えなかったらどんなに良いでしょうね。とは言えどうしたって制約はあります。
が、その中で自分の時間を見つけてゆくことが大切かも知れません。
ちょっとゆったり、例え5分でも10分でも。


2007年8月28日(火曜日)

松井誠座長と蟹と少年

カテゴリー: - 瑞扇 @ 23時41分36秒

9月の明治座「松井誠特別公演」は、
「さくら吹雪」というお芝居と誠版レビュー「東西おんな百景」の二本立てです。
私は両幕とも振付(日舞)を担当させていただいております。
勿論ショーにおいて全体の構成演出振付は座長です。一緒に色々考え、それを具象化してゆく楽しさは得もいわれぬものです。しかしひとつの舞台が創られるには大勢の人=大勢の知恵=が必要です。
なにがあっても初日の幕を開ける凄さ。これぞプロの仕事です。

役者さん、踊り手さん、大変な努力です。私達振付チーム、「瑞扇と知恵の輪」もテンション上がってます!
是非劇場にお御足お運びくださいませ。

ここのところ毎日がこんな調子です。夏休みはまだまだ先のことですが、昨日、父がどこからか小さな蟹をとってきました。命あるものがいるっていいですね。
植木達もそうですが、エネルギーをもらえます。
朝目覚めると(蟹元気かしら・・・)と、気になるものですね。
でもこんなに忙しがっていては世話もできないし・・・
そこへ可愛い二人の少年が通りかかりましたので、「ね、生きてる蟹がいるのよ、良かったら帰りに寄って」といって出かけましたが、夕方二人で来てくれたそうです。
母が「分けてあげようか?」と言ったら、一緒に入れて欲しいと言ったそうです。
どうやって飼ってくれるのかしら?
忙しがってる私の=閑話休題=嬉しい、ホットな出来事でしした。



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