お稽古場「ながせ」は本当に小さな家なのですが、
祖父母が住まっておりましたので、私には温かな家です。
大正初期のものをあちこち手入れしながら今にいたる訳ですが、
一階をお稽古場にするにあたり、棟梁が恵比寿の舞台と共に、
下駄箱、障子、ガラス戸などと持ってきて下さり、面白い空間になっております。
ここは勿論日本舞踊のお稽古場なのでお三味線が常に聞こえてきます。
そこに今回初めて、洋楽器が響くことになりました。
11月6日に行います私のリサイタル「瑞扇の会」。
その演目「森の恋」にチェロとクラリネット、テノールが入り、
邦楽「清元」での三味線、浄瑠璃、小鼓、笛との共演になります。
先日、洋楽との打ち合わせを「ながせ」でいたしました。
昨年、オペラに出演させて頂いた時、指揮をして下さった高橋勇太さんが、
アンサンブル・シュエットとして、チェロの海老澤洋三さん、テノールの本郷文敏さん、
ご自身はクラリネットで参加してくださいます。
作曲・編曲は壺井一歩さん。
皆様お若く、情熱的で何度も演奏してくださいました。
とても心が震えました!
どんな曲かはご覧になってのお楽しみ!
ということで是非お出かけくださいませ。
打ち合わせが終った後は当然のごとくにシュンポシオン。
バッカスばかりで、夜明けまで宴は続きました。
エネルギー一杯の良い舞台を創ります!!