先日2月25日に、渋谷のセルリアンタワー能楽堂において、
「金田中」さん主催の「戯の会」が行われました。
今までは能、狂言を主体になさっていたのですが今回初めて、
日本舞踊を鑑賞してお料理を楽しむという催しになりました。
記念すべき第1回は、花柳春先生の=一中節・松風=を鑑賞し、
その後、金田中「数奇屋」「草」でお食事、またお弁当お持ち帰りという
コースも設定されました。

能楽堂で舞うということで、他の場所では経験なさっているものの、
セルリアンでは初めてということで、春先生は何度も実際のお舞台でお稽古なさって、
本番に臨みました。大ベテランであられても、その意識の高さに脱帽といった思いです。
それ程お舞台は神聖でおろそかにできないということでしょうか・・・

私も4月に同能楽堂でのリサイタルを控えておりますので、先生がお稽古なさる度に、
橋がかりから歩かせていただいておりました。見上げる破風は重々しく、ちょっと
感覚が違います。会の当日、私も常磐津文字蔵師の弾き語りで、「数奇屋」において、
=年増=のひとくさり踊らせて頂きました。

春先生の舞は素晴らしく、能舞台に適した、まさに能面のような美しさ!
何度も拝見している作品でありながら全く異なる神秘なる世界を感じました。
日本舞踊が買われて公演されるということが、本当に少なくなりましたこの頃、
こういった催しは大変貴重です。

さて私もいよいよ会が迫り、心臓がチクチクする日々を送っております。
もうすぐチラシも出来上がります。
お座席数が少ないので、お申し込みはお早めにして頂きたく存じます。
(ご案内が先でしょう!)すみません。