お蔭さまで無事に名古屋御園座での「松井誠 新春特別公演」初日を開け、戻って参りました。

舞台(ライブ)の魅力はジャンルの違いこそあれ、
その場の空気を共有した者にしか分からないものです。
その魅力は魔物で、ちょっとしたことで「良く」も「悪く」もなります。

でもどんな場合も、プロの仕事は幕開きには「形」になっているということでしょうか?
前日の舞台稽古までは多々思考錯誤を繰り返しながら、初日には苦労の跡形見せずに
大勢のお客様をお迎えできるのです。

今回の私の仕事は=振付=ですから、幕を開けるまでが勝負です。
本番通りの舞台稽古では、客席にいるのは関係者ですから、
ある種しつこく辛く演者に要求をするのですが、
そこで「よし!」としたもののお客様が入って、全く思いもよらぬ
反応があったりしてこればっかりはチケットを買って観にいらしてくださる
お客様のお好みによって違ったりします。

ただ言えることは「良いものは良い」でしょうか?
それと、お客様の息を感じてパワーアップする役者のエネルギー。
本当に舞台には「魔物」が住んでいるといつも感じます。
どこにでも「怪人」はいるのです。そして夢舞台が出来上がるのでしょう。

大写しにされた「美空ひばり」さんのスクリーンの映像と歌からスタートする今回の作品。
まず驚くのが亡くなられて18年経つその姿におおきな拍手が送られるということです。

そして、いよいよ松井誠座長登場となると、ひときわ大きな拍手!
スターというものこういう大きな空気を動かす力を持っていらっしゃるのですね。
出演者の皆様、そして現場付きの裏を支える沢山のスタッフの皆様の
一ヶ月のご健闘を心からお祈りします!