黄昏時に家から外にでますと、懐かしい涙が出るような芳しい香り。
秋が立ち去る前の置き土産のようです。
今年は色々ありました。
実は春に怪我をいたしました。
そそっかしい私らしいものでしたが、結構大変でした。
先日11月6日のリサイタルに思う存分踊れるよう、森本先生に調節をして頂き、
恙なく勤められるよう・・・いえそれ以上に回復いたしました。
思えば随分以前に病気した時も、舞踊会を目標に治療したのを思い出しました。
いつも「踊り」に救われる私の「心と身体」です。
いかに鍛えているとはいえ、また脳の方がお天気とは言え、
生身の人間ですからそりゃどこかは壊れたりしますよね。
でも私の場合は「踊り」に鍛えられたせいか、
自己治癒力があるのだとつくづく体感いたしました!
我儘でつたない芸でも、ご覧くださり惜しみなくご支援くださる方々に
守られているからこその幸せです。
「ありがとうございます」という言葉の重さを背負いつつ、
今後とも精進を重ねて参ります。