私が幸せと思うことの一番は、「人」に恵まれるということ。
まずは、家族。この身内の愛がどれほど私を支えてくれているでしょう。
世の多くの人にどんなにけなされようと芸を酷評されようと、必ず家族は
私の味方をしてくれます。それは単に「血縁」をいっているのではありません。
心から愛する人、そして拙く、頼りない私を慕って下さる人。
それも違った形の家族です。

勿論裏切られたこともありますし、立ち直れないかな・・・と思ったことも。
それでも懲りずに人を愛してしまう・・・
今踊りをお教えしている方々は、我侭な私によくついて来てくれています。
そして皆何より熱心です。ですからお稽古が終わるとヘトヘトになってしまうのです。
でもこれって当たり前ですよね。

ところで本当に文明の利器(特に機械オンチなので)否定型だったのに、
優秀な生徒のお蔭で、ちょっとだけアナログ人間から脱すことができそうなのです。
とかなんとか言って設置から接続まで人任せ。
先日も余りに古い形のテレビデオが、で?んと場所を占めている稽古場が狭いと
圭子さんがDVD内蔵の液晶テレビを下さいました。まあ、なんと綺麗!しかも薄いし。
ラックの組み立てから新しいビデオの購入まで全部まとめて面倒みてもらいました。

しかし、と言うかやはり、と言うか、DVDを一時停止で取り出した後その続きから
見られなかったり、パソコンから返信メールを送ろうとしてるのに画面が変わらず、
ヒステリーを起こしそうになって、やっと「返信」をクリックしていなかったことに気付いたり・・・。
結局取り巻く環境が文明化しても、私は元のままのアナログな私なのです。