「瑞扇会」より

2006年4月28日(金曜日)

そよぐそよぐ木々の葉

カテゴリー: - 瑞扇 @ 23時02分35秒

今日は素晴らしい皐月晴れ。夕べナベちゃんからお電話いただき、26時頃まで   
おしゃべりしてしまい、ちょっとお寝坊。あまりのお天気の良さに、結構張りきって
家事したり、ご挨拶にまわったり、それで結局夕方は頭まわらなくなり、まだ陽の
高いうちからワインブレイク。気分転換に関しては、別に遠くに逃げてゆかなくても
ほんのそのあたりで、しかも小一時間でできてしまうのが私の良いところ・・・かな

いきとし生けるもの、自然の恵みでなんと伸び伸びと美しく成長するのでしょうか。
木々の緑の輝ける命ある姿。勇気付けられ元気になりました!
さあ明日は自宅のお稽古の日。お弟子のみなさん、エネルギーぶつけるので、がっ!
と受けとめてくださいね!


2006年4月26日(水曜日)

すごく柔らかい黄昏に・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 22時09分58秒

「KAKEI」の個展最終日にやっと間に合い、素敵な時間を過ごしました。
筧 本生(かけいもとなり)画伯の個展は、いつも乍素晴らしい!の一言です。

今回は色彩も明るく、2年前とまた違ったエネルギーの柔らかな強さを感じました。
またパリで出版された初めての画集も入手出来、ご機嫌の一日でした。
ご夫妻ともとてもご健勝で、芸術家たるもの才能はもとより、健康管理の徹底が
成功の秘訣と感じました。

今回のDMにもなっている「LIPP」私の大好きなパリのギャルソンがワインを手に
客に向かっているのです。客は男性一人に女性二人、Cafeのバックには余りに
美しく輝く月。そしてその月の見下ろす街には点々と窓に燈が灯る、アパルトマン。
2階あたりから照らされた街灯が石畳を白く照らしている・・・
これは夜も大分ふけた頃合いでしょうか?

どの作品も魅力的ですが、私はやはり画面にぎゅっ!と押し込められたようでいて、
なんとのんびりした表情をしているのかと思われる人々が存在する描かれ方が好きです。
でもベニスのゴンドリエも素敵で、みなシャープな頬の線を見せていたのが印象的でした。
白トリュフを食べている親子(母と息子)も脳裏から離れません。

画集の解説の日本語訳の中で、今の私にとってジンジンと心に響いた部分を転載させて
いただきます。おもにスタイルについての抜粋です。

=前略=大学時代には画家に必要な要素である個性を持った描き方、スタイルを意識せず、
少し型どおりに描いていました。パリに来て美術館を多く訪ね巨匠の絵をいろいろ見
て、絵にはスタイルが必要なのだと強く感じました。それを念頭において無理することなく
自分のスタイルを探し続けています。
スタイルは急激に変わるものではなく自分が生きていく時間と共に少しずつ変化して作られてい
くものだと思います。
意識しすぎるでもなく意識しないでもなく、非常にデリケートな意識だと思います。
(筧画集より)

私も今回の公演で、少しスタイルを意識できたかな・・・と感じました。
3才から踊り初めてやっと・・・・です。
道の遠さにあらためて驚きの意識を持ちました。
頭がロゼに染まったような、とても心地良い黄昏でした。
これもステキに輝く絵画芸術に接した幸せのお蔭です。


2006年4月24日(月曜日)

なにかが私を・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 23時35分34秒

ご支援くだすった皆様にお礼のお手紙をお出しするのもやっと、
にもかかわらず、なぜか全てがスーッと運んだ感のある今回の公演。

勿論溢れんばかりの情熱は追随をゆるさないぞ?と言うくらい自信はあるものの
情熱だけでは駄目なことくらい頭のない私にも分かります。
さてこの「頭のない」という言いまわしはややもすると嫌味に聞こえるものですが、
今回我が愛すべきスターティングメンバーの皆様は口を揃えて私が「頭がない」と仰います。
これってやっぱり「お馬鹿」ということですかね・・・・

でもそれでもいいですわ!やりたいと思うことがやれたのですから!
どうぞはた迷惑などど仰ってくださいますな。
天才はなにをしても許されるけど、そうでなくとも夢と情熱とひたむきな思いがあれば、
何かはつくれるのでしょう。でもね、やはり一流のプロのお手並みはハンパじゃありません。
舞台は創られるのです。そこに生きているナマの芸の面白さ。
これはどんなに気を遣って残そうとした映像にも表出することができません。

その空間に存在しあった命ある方々でしか味わえない美味しさ、楽しさ、恐ろしさ。
何かが私を突き動かしているのですが、己の肉体を使って表現できる今の自分を
本当に幸せに思います。
さて、次ぎなるものは・・・・・
当然のことながらない「頭」はすでに次ぎに向かって歩いちゃってます!!


2006年4月16日(日曜日)

「班女 ふたり」公演のお礼

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時07分51秒

4月14日セルリアンタワー能楽堂において開催いたしました
朱鷺之會公演「班女 ふたり」もお蔭さまを持ちまして大盛況のうちに
終了いたしました。ご支援くださった皆様、遅い時間までお遠いところ
お出かけ下さった方々、本当に本当にありがとうございました。
今回能楽堂という特殊な会場でしたため、お席の混乱など大変ご迷惑を
おかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

ただ当の私にとりまして、これほど充実して安心して自分を表現できたことは
かつてございませんでした。

それは勿論ご覧くださった皆様のお蔭なのですが、当日に至るまで、そしてまさに
演じているその瞬間、作品創りに心血を注いで下さったプロ中のプロの方々の愛に
包まれて、私はただふわっ!とそこに存在できたことの有り難さ。

どんな場合もなにか嫌なことが耳に入るものですが、私を伸び伸び踊らせようとして、
さりげない気遣いをしてくださり進行して下さったことの素晴らしさ。
舞台(作品)創りに欠かせないのは「愛」なのですね。
これほど身にしみて感じたことはございません。
またお客様の素晴らしかったこと。
とても真摯に大切にご覧頂けましたこと、演者にとってなによりの嬉しさでした。
皆さんお洒落してまさに客席も花でした。
兎に角全て新作であった為、今後もっと素晴らしい作品にするべく努力し、再演を
重ねられるよう頑張りたいと胸に誓いを新たにいたしました。
そういうそばから今度はこれを・・・などどもう虫が騒いでおります。
頭も体も回り出さないのですが、とり急ぎお礼まで申しあげます。


2006年4月6日(木曜日)

芸を得ることの幸せ

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時56分52秒

さあ? いよいよ公演まで一週間程の時間となりました。勿論今日もお稽古です。
その前に東京新聞での取材がありました。8日の夕刊に今回の作品、取り上げて頂きます。
ちょっとご覧下さいませ。

これほど愛と人の繋がりと、そして第一に作品の素晴らしさに恵まれた公演はありません。
舞台に立つことは極限の孤独。作り手はもっと孤独。その個々の孤独が凄いパワーを
発することがあるのですね・・

今朝でかける前に母が言いました。
「芸があって良かったわね、そうでなきゃ誰がこんなに一生懸命になってくださる?」
そうですね。私にはこれしかないのですもの・・・

昔(といってもそんな前じゃなく)松山石手寺の故加藤お住職が仰いました。
小さい頃から踊りにかけてきたのじゃから踊りに労わってもらえ・・・・と。
今だ踊りは私にとっては「魔物」に過ぎず、なぜこれほど夢中になるのか分かりません。
でも踊っているからこそ素晴らしい方との出会いがあったこと、本当に感謝の極みです。

お稽古帰りに演出家、作家はじめ主要プランナーの皆様と、わが愛しのお弟子と、
花を愛でてのぶらぶら歩き、そして美味しいお酒とちょっとしたおつまみ、思わず花の川を
見下ろしての風流なひととき。
私泣き虫だから私のために素晴らしい時間と会話とシビアな意見に囲まれて、不覚にも涙がポロリ・・・・

いけないな終わって嬉し涙を思う存分流しましょう。

ただあまりに今私のまわりに素敵な方がいてくださることへのこの感謝の気持ちは、
結果が出る前の素直な思いなので吐露してしまいました。
こんなせちがらい世の中、時給なんぼ・・ではない、いえなにものにも換算できないことが
存在するのですね。

先生方、そしてお手伝いくださるお弟子の皆さん。本当に心から「ありがとうございます!」です。

と、でも結果が悪くちゃどうしようもありません。最後の詰めまで頑張ります。
そしてこれがよ?いドン!で、何度も何度も挑戦します。
いらしてくださる皆様、本当にありがとうございます!!



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