2006年2月28日(火曜日)

日本舞踊公演の行く先は・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 19時36分40秒

先日2月25日に、渋谷のセルリアンタワー能楽堂において、
「金田中」さん主催の「戯の会」が行われました。
今までは能、狂言を主体になさっていたのですが今回初めて、
日本舞踊を鑑賞してお料理を楽しむという催しになりました。
記念すべき第1回は、花柳春先生の=一中節・松風=を鑑賞し、
その後、金田中「数奇屋」「草」でお食事、またお弁当お持ち帰りという
コースも設定されました。

能楽堂で舞うということで、他の場所では経験なさっているものの、
セルリアンでは初めてということで、春先生は何度も実際のお舞台でお稽古なさって、
本番に臨みました。大ベテランであられても、その意識の高さに脱帽といった思いです。
それ程お舞台は神聖でおろそかにできないということでしょうか・・・

私も4月に同能楽堂でのリサイタルを控えておりますので、先生がお稽古なさる度に、
橋がかりから歩かせていただいておりました。見上げる破風は重々しく、ちょっと
感覚が違います。会の当日、私も常磐津文字蔵師の弾き語りで、「数奇屋」において、
=年増=のひとくさり踊らせて頂きました。

春先生の舞は素晴らしく、能舞台に適した、まさに能面のような美しさ!
何度も拝見している作品でありながら全く異なる神秘なる世界を感じました。
日本舞踊が買われて公演されるということが、本当に少なくなりましたこの頃、
こういった催しは大変貴重です。

さて私もいよいよ会が迫り、心臓がチクチクする日々を送っております。
もうすぐチラシも出来上がります。
お座席数が少ないので、お申し込みはお早めにして頂きたく存じます。
(ご案内が先でしょう!)すみません。


2006年2月16日(木曜日)

今辛い・・・です!

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時41分27秒

4月14日に行うリサイタルの諸々の準備に入っています。
う?っ!今すごくシンドイ時期です。

なんというかデッサンを何枚も描き直ししている感じです。
でも・・・ね、音楽を選んだり、衣裳かつらを考えたり、お舞台を
あれこれ思い描くだけで胸踊るのです。
今回は演劇界の大先輩の皆様の御力を頂いての公演。
私自身はまだまだながら、勇気凛々の出発です。

幾つになっても、限りなく「雲の上」があるって、ホント素敵なことです!
追いかけて、追いかけてでも手がとどかないんだんな?。
だからこそ「負けるもんか?!」って。
もうすでに自分の世界に入り込んで、その迷路の中ちょっと佇んでいる私です。
アリスってこんな風に穴に落ちて行ったのかしら・・・?


2006年2月13日(月曜日)

誕生日おめでとう!私

カテゴリー: - 瑞扇 @ 23時56分50秒

「お誕生日おめでとうございます! と申すべきか哀悼を述べるべきか
迷う所なのですがまあとりあえず、お祝いを・・・」と
朝一番に電話してきてくれたのは我が弟でした。

ホント、いったい幾つまでがおめでたいのでしょうね・・・
もっとも、元々おめでたい人間は、幾つになったってやはり、
なんとなくお祝いされるのは嬉しいものです。

そうこうするうちに圭子さんからカサブランカを基調にした
白の世界のアレンジメントが届けられ、美しく心のこもったメッセージを頂きました。
そしてまさに今、えっちゃんからお祝いメールが!
そして家では、両親が温かい心のこもったお祝いをしてくれました。
そうそうカレンさんはメールで歌ってくれました!私ってなんて幸せな人間なのでしょう。

朱鷺之會稽古場では、そうとは知らぬ花柳春会長が丁寧に「松風」をおうつし下さり、
記念に残るお稽古とさせて頂きました。

今現在の心境は「自分を飾らず偽らず」です。
自然体でいる訓練をされずに育ってしまったものだからちょっとキツイ、モットーですが
なんとかこの年代、乗り切らなくてはなりませんので精々自分を見失わず、
人に左右されない1年を送ってみようと思っております。 


2006年2月7日(火曜日)

名古屋滞在紀

カテゴリー: - 瑞扇 @ 23時12分33秒

今回の御園座公演では5日間名古屋で暮らしました。
現地での稽古場稽古、そして舞台稽古と連日劇場に通います。
今回助手として浅井さんが同行してくて、ホント助かりました。

門弟の西川瑞乃は出演しているので、自分の段取りで精一杯。
横田さんもいっぱいいっぱいって感じで、結局舞台稽古の後、
やっと家のメンバー4人でお食事できました。皆でごはん食べできるってイイですね。
まずいろいろ食べられて、会話も弾んで。

と、ここだけ聞くと呑気そうでしょ?でもそれぞれに胃の痛くなる思いしているのです。
だから良い仕事ができるのでしょうし、頑張れるのでしょう。

どの世界でも皆同じ、苦あれば楽あり、楽あれば苦あり・・ですね。
どんな時もまず前向きに!
めげそうになったらまず眠りましょう、しっかりと。
明日の風は明日になったらちゃんと吹いてくれます。
毎日名古屋の瑞乃さんからメールが入ります。随分落ち着いてきたようです。

私は4月のリサイタルに向かって、着々と・・・と言いたいのです
が、結構神経質にてのGOです。 


2006年2月4日(土曜日)

拍手の行方は・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時10分30秒

お蔭さまで無事に名古屋御園座での「松井誠 新春特別公演」初日を開け、戻って参りました。

舞台(ライブ)の魅力はジャンルの違いこそあれ、
その場の空気を共有した者にしか分からないものです。
その魅力は魔物で、ちょっとしたことで「良く」も「悪く」もなります。

でもどんな場合も、プロの仕事は幕開きには「形」になっているということでしょうか?
前日の舞台稽古までは多々思考錯誤を繰り返しながら、初日には苦労の跡形見せずに
大勢のお客様をお迎えできるのです。

今回の私の仕事は=振付=ですから、幕を開けるまでが勝負です。
本番通りの舞台稽古では、客席にいるのは関係者ですから、
ある種しつこく辛く演者に要求をするのですが、
そこで「よし!」としたもののお客様が入って、全く思いもよらぬ
反応があったりしてこればっかりはチケットを買って観にいらしてくださる
お客様のお好みによって違ったりします。

ただ言えることは「良いものは良い」でしょうか?
それと、お客様の息を感じてパワーアップする役者のエネルギー。
本当に舞台には「魔物」が住んでいるといつも感じます。
どこにでも「怪人」はいるのです。そして夢舞台が出来上がるのでしょう。

大写しにされた「美空ひばり」さんのスクリーンの映像と歌からスタートする今回の作品。
まず驚くのが亡くなられて18年経つその姿におおきな拍手が送られるということです。

そして、いよいよ松井誠座長登場となると、ひときわ大きな拍手!
スターというものこういう大きな空気を動かす力を持っていらっしゃるのですね。
出演者の皆様、そして現場付きの裏を支える沢山のスタッフの皆様の
一ヶ月のご健闘を心からお祈りします!



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