2005年9月26日(月曜日)

中村雀右衛門丈のお部屋にて

カテゴリー: - 瑞扇 @ 19時40分15秒

  
今日は歌舞伎座の千秋楽、雀右衛門丈の「豊後道成寺」拝見してきました。
花柳春先生は、ん十年来のお付き合い。私は洋服だし(後に野暮用あり)
楽屋にお伺いは控えたいと思っていたものの、やはりついて行ってしまいました。

まあ、その佇まいの美しさ!そして品の良い優しさ。
女形の有り様、本当に学ばせていただきました。国宝でいらっしゃりながら、
なんと謙虚なお心持ちでいらっしゃいましょう・・・
春先生とお年のお話しされていらしたことは、まあ「しぃ?」にしましょう。
でもお舞台での艶やかさに、実年齢は関係ありません。

先生が私を指し、
「この子に(夜の梅)渡しましたの」
「そう、お励みなさいませね」
この会話、ちょっと凄い!!。

勿論、長倉先生の美術の美しさは、言うに及ばず。
桜の先の石段の上には「鐘に怨みは、数々ござる?」の鐘が・・・・
あるのですよね。

美を追求しつ続ける方の、内に秘めたる情熱。
心と身体でい?っぱい頂いて参りました。


2005年9月25日(日曜日)

倉橋先生は今どこに・・・・

カテゴリー: - 瑞扇 @ 21時10分26秒

魂はどういう具合に存在するのでしょうね。
お彼岸だからという訳ではないけれど亡くなった方、しかも私がお世話になった方のこと思うと、
どうしても「魂」の行方考えてしまいます。なにげない姿や交わした言葉、甦ってくるのです。

くじけそうになった時、倉橋由美子先生のお言葉、本当に魔法の力を持って心に響きます。
「まゆ美さん、売れないことが私の誇りです。」
(でも実際にはベストセラーもお出しになってるし賞もとってらっしゃっるし、ヒットは
 多数あるのです。)
「あなた自身が楽しむことです。あなたがなさりたいことをなさい。」

なんとなんと格好の良いことでしょう。先生はそれを実践なさって、そして人知れずひっそりと
逝ってしまわれました。

常から「あらそういえば、この頃見かけないけどどうしたのかしら・・・」と
分からないうちにあちらの世界へ行きたいと仰っていらした先生。

西行の「願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」
そんな気のするお別れです。
先生の作品に度々登場する「桂子さん」は霊界の人と自由に行き来できるのですが、
先生ご自身が「桂子さん」になられてしまいました。
どんな形でも良いのです、どうぞあちらの世界からご連絡いただけないでしょうか・・・・・・
    


2005年9月24日(土曜日)

別の世界への入り口

カテゴリー: - 瑞扇 @ 19時50分55秒

  
暑さ寒さも彼岸まで。といいますが、相変わらず落ち着かないお天気が続きます。
そのお彼岸の入りの日にお墓参りに行きましたが、先祖に手を合わせる時、
まずは健康でいられることを祈ってしまいます。
あれやこれや欲の深い私ですが特に舞台が近付くと、私のみならず家族や縁のある人々の
「健全」を願います。結局は自分のことしか考えていないのかも知れません。

でも舞台を楽しみにして時間やあらゆることを遣り繰りしていらして下さるお客さまに
喜んでいただくためには心も身体も病んでいる訳にはゆきません。
私が知っている素晴らしい芸能の方々は、本当にしっかりと自己管理をなさっています。
見習わなくてはならないことがいっぱいです。

時々「私もよく頑張ってるな?」なんて思ってしまう時は要注意!
ゆとりのないものになってしまいます。そういう時、普段からストイックに調節をし
ているのに表に出さない方々を想い、深呼吸して自分をリセットします。
今の私は精神状態も安定していてちょっとイイ感じです。

昨日は美術家の長倉稠先生に道具帳をいただきました。とても美しい装置です。
別世界に入ってゆく醍醐味。踊る人生でいられますこと、感謝!です。


2005年9月18日(日曜日)

薔薇のローザ

カテゴリー: - 瑞扇 @ 19時45分57秒

    
忙中閑あり。
舞踊会に向けて多忙の毎日、でもちょっと息抜いてイイですよね。
どこに行くでもないのです。お蔭様で恵比寿は緑も多くお散歩するだけで、
新しい空気吸えます。(日曜日ってやっぱりお休みしたいです)^o^()
結局ワンダービート行っちゃった。Dr山田は凄い!肩ぶらぶら、よーし頑張るぞ!!

そうそうこの間、恵比寿三越の催事場で手作りのリング購入しました。
「薔薇のローザ」ちゃんです。指に揺れてすごくチャーミング。
決して高価なものではないのです。でもたまらなくデリケート。
作り手は美人、う?ん「美」に弱い私です。


2005年9月10日(土曜日)

松井誠丈との初稽古

カテゴリー: - 瑞扇 @ 18時40分08秒

京橋にある、松井座長のシアター(事務所、お稽古場もある)に伺ってお稽古をしました。
超忙しい松井丈ではありますがお元気で艶々しく、いつものこと乍らエネルギーもらって来ました。

花柳春先生の思入れも深く(25年前春先生のリサイタルで、今は亡き長谷川一夫先生と踊られ
直接演出を頂いたという作品です)細かいことまで伝承していただきました。

芸のぶつかりあいはとても快いもので、私にとって一つの作品が出来上がるまでは、
本当に楽しい時間なのです。勿論喜んでばかりではありませんけど・・・・
でも大好き!なのですね。
舞台で演じる・・というか自分以外の「人物」になることが。

今回、良きお相手を得られましたこと松井丈に感謝!です。
これからの変化が楽しみな、始めのい?っぽでした。


2005年9月4日(日曜日)

さあ舞踊会へ向けて!

カテゴリー: - 瑞扇 @ 10時31分19秒

ここのところ、夜の銀座を歩くことが多いのですが、気がつくと街路樹の元の方から虫の音が・・・・
日中は残暑ですが、なんとなく時に追いたてられ落ち着きません。
夏の終わりってなぜか淋しいものですね。

今年の夏はいつになくのんびりモードでしたが、その分自分なりの充電ができた気がします。
行事といえば「盆踊り」があったり(なんとそれがご縁で弟子入りなさる男性あり)
地域に密着できた感じがして楽しかったです。

そして締めくくりは「浴衣浚い」。
みな一段しっかり踊り、良いお勉強になったと思います。そして例の如く、打ち上げは盛り上がり
すっかり千鳥足になってしまいました。

さあ!いよいよ10月6日(木)国立劇場の舞踊会に向かって全てが動きだします。
「朱鷺之會」会長の花柳春先生の会に出演します。
清元「夜の梅」を松井誠丈と踊らせていただきますが、そのお稽古が9月7日から始まります。
緊張感をもっての第1回めのお稽古になるでしょう。
これから仕上がりまでを、お伝えしていけたら良いと思っています。



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